ハイバリアーペットボトルで利用拡大

重宝される食品包装用容器としてのペットボトルにも課題がありました。特にアルコール類では、ビールのように二酸化炭素を保持する必要があるとか、ワインのような香気成分を逃がしたくない、高級感が今一つ出せないといった事情もあり、従来のペットボトルではその利用が限られていました。

それが各種製造技術の開発で、いまではビールやワイン、調味料といった分野への活用が増加していると言われています。

これらのペットボトルを特に「ハイバリアーペットボトル」と呼ばれ、軽量化改良と合わせ液体食品容器、例えば麺つゆやすき焼きだれ用に、また飛行機内で出されるワインや清酒と、その利用を拡大させています。

ハイバリアーペットボトルの製造技術として、製造時バリアーナイロンと言われる素材と一緒に押出したり、GL-Cボトルと呼ばれる内面にシリカ(二酸化ケイ素)を蒸着させたり、DLCボトルのように結晶炭素(ダイヤモンド等)をボトル内面に生成して内面をコーティングしたりと、いろいろな技術が生み出されたおかげでそのバリアー性は一気に改善されたと言われています。