未だ大健闘しているガラス容器

缶詰でお馴染みの金属缶とともにガラスを素材とする瓶詰の歴史も意外と古いことに驚かされます。もともとガラスは、透明であること(=中身の見える)、薬品や食品による化学変化を起こさない、リサイクル性(=環境にやさしいという現代では重要な要素)がいい、など優れている素材として珍重されてはいましたが、一方で、金属缶などに比べて重たい、割れる、透明であるがゆえに外光の影響を受けやすいという難点もありなかなか使う上では、使用できるものを選ぶ必要があり、製造工程にいろいろ工夫が必要とされていました。

主原料は、けい砂、ソーダ灰、石灰石、回収してきた空き瓶を粉砕したガラス屑に、副材料となる清澄剤、着色剤を混合、約1600℃の高温で溶融、一本分となる大きさでカットしたうえ、瓶の形をした金型に入れて成形したのち高圧空気で膨張させ最終の瓶形状となります。

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