フィルム・シート製造法

フレキシブル包装の基本材料というのは、フィルム、シートです。JIS用語では、厚さ0.25mm未満のプラスチックの膜状のもの、プラスチックシートというのは、厚さ0.25mm以上のプラスチックの薄い板状のものとなっています。硬質塩化ビニル板は、0.2mm厚さ未満のものをフィルム、0.3~3mmのものをシート、3mm以上のものをプレートとしています。ただし、2008年の改定で、この規格は、1mm以上の板に限定されました。実際には、厚さを意識しないでフィルムと言ったり、シートと言ってると思います。外国では、0.25mmを、フィルムとシートの境にしているそうです。フィルムの製膜法には、インフレーション法、Tダイ法、カレンダー法、流延法などがあります。フレキシブル包装のフィルムは、インフレーション法、Tダイ法がほとんどです。